概要
以下の条件を満たしている場合、増分バックアップは変更操作後に最初のスケジュールでは動作しません。
リコンサイルも動作しません。
基本(フル)バックアップの後、増分バックアップが実行されます。
エージェントベース:
- 重複排除レベル及び圧縮レベルの変更、またはその逆を行う(旧バージョンで変更可能な場合。現バージョンでは編集できません。)
- ActiveImage Protector 2.xからActiveImage Protector 3.xにアップグレードする
- ActiveImage Protector 3.0/3.1からActiveImage Protector 3.5にアップグレードする
- ActiveImage Protector 3.5の旧バージョンからActiveImage Protector 3.5の新バージョンにアップグレードする
- ActiveImage Protector 2018までのバージョンからActiveImage Protector 2022以降にアップグレードする
- バックアップ対象の変更
- バックアップ対象のディスクまたはボリュームを拡張、縮小する
エージェントレス:
- ActiveImage Protector 2018からActiveImage Protector 2022以降にアップグレードする
- バックアップ対象の変更(例:ゲストの1台が複数のディスクを選択しており、その一部が何らかの理由で正常接続されていない場合。その場合、復旧後の初回もフルとなります。)
- バックアップ対象のvhd/vhdxが可変ディスク、またはvmdkシンプロビジョニングディスクで、ディスクサイズを拡張、縮小する(ディスク内のボリュームサイズは不問)
- Hyper-VゲストでRCTを使用している場合、仮想ディスクと同じフォルダーに、仮想ディスク名.mrt/仮想ディスク名.rctというファイルが存在します。ゲストをシャットダウンすると手動で削除可能ですが、削除してしまうと、増分が継続できず、次のフルまで-603エラーで失敗します。この場合、手動でフルを実行するか、または次のフルのスケジュール時間をお待ち下さい。
* リコンサイルはActiveImage Protectorは3.1からの新しい機能ですが、ActiveImage Protector 2018 update7以降、トラッキング(増分の取得処理)の仕組みが変わり、機能が廃止されました。
* 重複排除圧縮は、ActiveImage Protectorは3.5からの新しい機能です。
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