概要
vmGurdianのバックアップイメージの保存先が以下のようにDAS(direct-attached storage)として認識されるディスクを使用する手順です。
- Appliance にアタッチされた仮想ディスクイメージファイル (.vmdk)
- ESX(i) の USB パススルー機能により Appliance にアタッチされた物理 USB ハードディスク
- ESX(i) の RDM(Raw Device Mapping) 機能により Appliance にアタッチされた物理ディスク(FC および DAS)
*Appliance へアタッチする前にパーティショニングおよびフォーマット(Ext4形式)が必要です。
パーティショニングおよびフォーマット手段として下記の2例を紹介します。
例1 (異なる Linux 環境を利用した初期化):
1) Appliance 以外の、Linux ベースの仮想ゲストマシンに上記デバイスをアタッチします。
2) Linux 環境上で、 fdisk または parted を使用して上記デバイスをパーティショニングします。
3) その後 mkfs.ext4 コマンドから手順 b で作成したボリュームを EXT4 形式でフォーマットします。
4) フォーマットまで完了したデバイスを Appliance にアタッチします。
5) vmGuardian の WebGUI 上で[設定]をクリックします。
6) [設定]-[ストレージの設定]-[ストレージデバイスを追加]を選択します。
7) 種別 - 直接接続デバイス選択済み - 接続されているext4形式のストレージデバイスを選択し、完了します。
-> 以降、登録された DAS ボリュームの参照や保存先指定が可能です。
例2 (製品付属の LiveCD 環境を利用した初期化):
1) Appliance 以外の、OS 任意の仮想ゲストマシンに上記デバイスをアタッチします。
2) 製品付属の LiveCD 環境から仮想ゲストマシンを起動します。
3) LiveCD 環境上の GUI から、[ツール] - [ターミナルを開く] を実行し、ターミナルを開始します。
4) ターミナル上で、fdisk または parted を使用して上記デバイスをパーティショニングします。
5) その後 mkfs.ext4 コマンドから手順 b で作成したボリュームを EXT4 形式でフォーマットします。
6) フォーマットまで完了したデバイスを Appliance にアタッチします。
7) vmGuardian の WebGUI 上で[設定]をクリックします。
8) [設定]-[ストレージの設定]-[ストレージデバイスを追加]を選択します。
9) 種別 - 直接接続デバイス選択済み - 接続されているext4形式のストレージデバイスを選択し、完了します。
-> 以降、登録された DAS ボリュームの参照や保存先指定が可能です。
fdisk操作のスクリーンショット
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