概要
AIP2018Update6までのバージョンでは、クラスタディスクのイメージをノードごとに作成する必要がありましたが、AIP2018Update7以降から1つのクラスタディスクイメージをノード間で共有し継続バックアップが可能となります。
手順
1)全てのノードで[環境設定]→[一般設定]の「バックアップオプション」にある「ホスト名をイメージファイル名のプレフィックスとして使用する」のチェックボックスをオフにします。
2)1つ目のノード(クラスターディスクを接続しているノード)でクラスターディスクのバックアップスケジュールを作成します。
* システムディスクを含んだバックアップスケジュールは作成できません。
* クラスターディスクのみのバックアップスケジュールを作成してください。
3)2つ目のノードでAIPサービス(ActiveImage Protector Service)を停止します。
4)1つ目のノードの下記ファイルを2つ目のノードの同じパスにコピーします。
* 3ノード以上のクラスタでも同様にコピーしてください。
- C:\Program Files (x86)\Actiphy\ActiveImage Protector\Profiles<スケジュール名>.xml
- C:\Program Files (x86)\Actiphy\ActiveImage Protector\Profiles<スケジュール名>INC.xml
- C:\Program Files (x86)\Actiphy\ActiveImage Protector\Schedules<スケジュール名>.xml
5)2つ目のノードでAIPサービス(ActiveImage Protector Service)を開始します。
6)クラスターディスクを接続しているノードでバックアップを実行します。
以降はフェイルオーバーが発生し、クラスターディスクを接続しているノードが変わっても、1つのフルバックアップイメージに継続して増分バックアップを作成します。
対象製品
AIP2018 Update7以降
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