概要
Hyper-Vレプリカ環境のバックアップは、以下の注意点があります。
1) レプリカVMはどのホストへデータを転送しているかが固定されていないため、バックアップを実施するタイミングでプライマリ側もしくはレプリカ側であるかが判断できません。
そのため、復元時に最新の日時のイメージを選択しても復元したいVMがレプリカ側であるとデータが欠損している可能性があります。
2) データ変更の送信タイミングとバックアップのタイミングが重なると、レプリケーションもしくはバックアップが失敗します。
レプリケーションが失敗すると手動でレプリケーション再開を実行する必要があります。
以上のことから、Hyper-Vレプリカ環境のバックアップは仮想マシンにActiveImage Protectorをインストールしてバックアップする方法を推奨します。
この場合、Virtual Editionがホスト台数分必要となります。
対象製品
- ActiveImage Protector 2018
- ActiveImage Protector 2022
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