概要
ActiveImage Protector 2018 Linux(AIPLinux2018) のインストールには様々なパッケージが必要です。パッケージインストール用のスクリプトを使用するとAIPLinux2018の動作に必要なパッケージやドライバー、Linux版を容易にインストールすることができます。
詳細
製品メディアにあるスクリプト [AIP-packages-tool.sh] をターミナルで実行します。
# ./AIP-packages-tool.sh
インストールメニューの項目と詳細は以下のとおりです。
[1] Agent
GUIを利用せずAIPLinux2018をコマンドで操作、もしくはリモートでGUIを接続して操作する場合はこちらを選択します。
AIPLinux2018のAgentに必要なパッケージをインストールします。
[2] GUI
AIPLinux2018のGUIのみを使用する場合はこちらを選択します。
GNOMEなどのデスクトップ環境が無いminimal環境にはインストール不要です。
[3] [1]-[2]All
通常はこちらを選択します。
AIPLinux2018のAgentとGUIに必要なパッケージをインストールします。
[4] Kernel-devel
現在起動しているカーネルバージョンに合わせたKernel-develをインストールします。
Kernel-develはスナップショットドライバーのコンパイルに必要です。
[5] Install datto driver
AIPLinux2018のバックアップに必要なスナップショットドライバーをインストールします。
AIPLinux2018のインストーラーでもインストール可能なため、こちらでのインストールは必須ではありません。
[6] Install AIPLinux
AIPLinux2018のインストーラーを起動します。
[7] Uninstall datto driver
dattoドライバーのアンインストールを行います。
カーネルアップデート後、スナップショットのエラーによるバックアップ失敗が発生した場合にdattoドライバーのアンインストール、再インストールを実行します。
[8] help
各項目の説明を表示します。
[9] exit
スクリプトを終了します。
システムがインターネットに接続している場合は必要なパッケージがインストールされます。
※RHEL系クローンOSの7.0 - 7.5は、インターネット経由のパッケージインストールを行えません。
https://jpkb.actiphy.com/?akb&p=1538
システムがインターネットに接続されていない場合は、事前にLinuxOSのセットアップDVDを準備してください。
※CentOS7.xの場合は必要なパッケージがEverythingISOに含まれているため、EverythingISOを準備してください。
手順例
AIPLinux2018新規インストールの場合
1)製品メディアのマウントポイントにターミナルで移動します。
cd /<マウントポイント>
2)製品メディアにあるスクリプト [AIP-packages-tool.sh] を実行します。
# ./AIP-packages-tool.sh
3)AIPLinux2018のAgentとGUIに必要なパッケージをインストールします。
1 or 3 を入力してエンターを押します。
4)AIPLinux2018のスナップショットドライバーのコンパイルに必要なKernel-develをインストールします。
4 を入力してエンターを押します。
5)AIPLinux2018のインストーラーを起動します。
6 を入力してエンターを押します。
インストール手順については下記を参照してください。
http://webhelp.netjapan.com/AIP/Linux/2018/ja/help/install/install_uninstall.htm
6)インストール完了後、スクリプトを終了します。
9 を入力してエンターを押します。
対象製品
- ActiveImage Protector 2018 Linux Update8
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