概要
イメージファイルを使用してファイル復元する場合、操作する対象から、保存先のイメージファイルを仮想的に展開し、ファイル復元を可能にします。
そのため、バックアップイメージが保存されているデバイスのレスポンスが悪い場合に、正しく復元処理が出来ないことがあります。
特にNASに保存されているバックアップイメージファイルからファイルを復元する場合、下記の条件下で実行することを推奨します。
推奨する条件
- 保存先がNASの場合、ファイル復元操作をするマシンとNAS間の帯域を1Gbps以上確保する
- 保存先がNASの場合、トラフィックの少ない時間帯にファイル復元の操作を行う
- バックアップイメージをローカルディスクもしくはUSB3.0対応のUSB HDDに保存してファイル復元操作を行う
ファイル復元方法について
ActiveImage Protectorを使用してファイル復元を行う方法は4種類あります。
1)[イメージ管理] -- [イメージのマウント]を使用して、ファイル復元
2)[復元] -- [ファイル復元]
3)イメージエクスプローラー(バックアップファイルをダブルクリックして、ファイルを復元)
4)[イメージ管理] -- [iSCSI ターゲットサーバー]を使用して、ファイル復元
1)および2)を使用して、バックアップ対象とは別環境にAcitveImage Protectorをインストールしてファイル復元を行う場合は、ライセンスが別途必要となります。
3)および4)については、ライセンスの使用期限切れや評価期限切れの状態でもご利用頂けます。
対象製品
- ActiveImage Protector 2018
- ActiveImage Protector 2022
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