概要
Windowsで「シャドウコピーの構成」から記憶域の場所を変更した後にAIPでバックアップを実行すると、変更した内容が元に戻ってしまいます。これはAIPでバックアップ対象ボリューム自身にスナップショットを作成するよう設定されているためです。
回避策
下記の手順で設定を変更することで、AIPのバックアップを実行しても記憶域の場所を元に戻さずに、設定を維持することができるようになります。
1) インストールパスにあるaip.iniをテキストエディタで開きます。
2) [aipcopy]セクションに「vss_autoset_shadowstorage=0」を追記し保存します。
例:
[aipcopy]
vss_autoset_shadowstorage=0
3) Windowsのシャドウコピーの設定を変更します。
4) バックアップを実行して、シャドウコピーの設定が維持されていることを確認します。
対象製品
- ActiveImage Protector 2018 / 2022
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