現象
以下の条件でベアメタルリストアを行うと、0xc0000225 または 0xc000000eが発生します。
- システム予約領域を含むディスク
- コールドバックアップイメージ - AIPBE(Linux/WIndows PE 問わず)
- AIPBE(Windows PE)でボリューム単位でベアメタル復元を行う
原因
BCDファイルが正しく更新されないため。
解決策1
ディスク全体の復元を行います。
バックアップとベアメタルリストアの結果
ホットバックアップ | コールドバックアップ AIPBE(Windows PE) |
コールドバックアップ AIPBE(Linux) |
|
AIPBE(Windows PE) ボリューム単位のリストア |
○ | × 0xc0000225 | × |
AIPBE(Windows PE) ディスク単位のリストア |
○ | ○ | ○ |
AIPBE(Linux) ボリューム単位のリストア |
○ | × 0xc000000e | × |
AIPBE(Linux) ディスク単位のリストア |
○ | ○ | ○ |
解決策2
bcdeditコマンドを実行します。
1) AIPBE(Windows PE)を起動します。
2) Ctrl + Shift + F12 を押下します。
※AIP2016以降で起動環境を作成した場合は、[ユーティリティ]>[コマンドプロンプトを起動]を選択して、4)に進みます。
3) 左パネルに「コマンド行」が追加されるのでクリックします。
4) 下記の3つのコマンドを入力します。
bcdedit /set {bootmgr} device partition=D:
bcdedit /set {default} device partition=D:
bcdedit /set {default} osdevice partition=D:
5) AIPBE(Windows PE)を終了し、Windowsを起動します。
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