現象
Windowsデータ重複除去を有効にしたドライブの増分バックアップを実行すると、次のような現象が発生します。
1)CドライブとWindowsデータ重複除外ドライブを一緒に増分バックアップを行うと、Windowsデータ重複除外ドライブはRAWになってしまいます。
2)Windowsデータ重複除外ドライブのみの増分バックアップを実行しても、バックアップイメージにファイルが存在しない場合があります。
原因
トラッキングドライバのトラッキング情報を含む$AIPMAPファイルも重複除外されてしまいます。
その結果、トラッキング情報が誤った場所に書き込まれると、ファイルシステムが破損します。
回避策
Windowsデータ重複除外を有効にしたドライブの増分バックアップを実行しないでください。
フルバックアップではWindowsデータ重複除外ドライブのファイルシステムを破損させません。
*この問題は、AIP2018SP1M1以降で修正されました。
Windows Server 2012の場合は、既知の問題がありRAWになってしまいます。
この記事を参照ください。
Windows Server 2012の重複除去ドライブがRAWになる問題
対象製品
- ActiveImage Protector 2016R2SP1(4.7.5.3807) ~ 2018(5.0.3.4641)
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