概要
下記の3つの条件下でGNOMEデスクトップの応答性が極端に悪くなります。
- GNOMEデスクトップを使用する
- 独自の auditルール を設定する
- AIP2018/AIP2022 Linux版をインストールする
この症状を判断するには、この3つの条件の下でdfコマンドを実行します。
応答がすぐに戻らない場合は、この現象と一致します。
尚、NEC製のサーバーをご使用の場合、初期設定スクリプトにより auditログ の設定が行われるため、この症状に該当する可能性が高くなります。
原因
gvfs-fuseのパッケージが何らかの問題を引き起こし、GNOMEデスクトップの応答性を悪くさせています。
参考
https://access.redhat.com/solutions/3103821
回避策1
1) 次のコマンドを実行します。
# yum remove gvfs-fuse
2) OSを再起動します。
回避策2
1) /etc/environment をgedit等で開きます。
2) GVFS_DISABLE_FUSE=1 と追記し保存してください。
3) OSを再起動します。
対象製品
- ActiveImage Protector 2018 Linux
- ActiveImage Protector 2022 Linux
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