概要
ActiveImage Protectorでは、スケジュール作成時に保存先パスと認証のヒストリー情報をfolderhistory.iniに保存します。
次回以降の認証確認の操作が行われると、この情報を元に確認しに行きます。
そのため保存先のパスワードを変更した場合に認証エラーが発生してタスクがエラーになることがあります。
バックアップイメージ保存先の認証でエラーが発生した場合は、下記の回避策を実行してください。
回避策
Windows版
1) AIPサービスを停止します。
Windowsのサービスの一覧から「ActiveImage Protector Service」を停止します。
2) AIPインストールパスにある「folderhistory.ini」を削除します。
3) Workstationサービスを再起動します。
Windowsのサービスの一覧から「Workstation」を再起動します。
4) AIPサービスを開始します。
Windowsのサービスの一覧から「ActiveImage Protector Service」を開始します。
5) ワンタイムバックアップもしくは、スケジュールバックアップを実行します。認証の保存先パスワードを変更した場合は、上記操作後に、ダッシュボードの既存のスケジュールを右クリック>編集よりスケジュールを編集し次へ進み、「2保存先の指定」の画面で[フォルダーを選択...]をクリックし、保存先を参照すると、認証ユーザーとパスワードの入力ができますので、変更し保存後、[次へ]で進み、完了します。
Linux版
1) AIPインストールパスにある「folderhistory.ini」を削除します。
#/opt/Actiphy/folderhistory.ini
2) AIPサービスを開始します。
#service aipservice.service restart
3) ワンタイムバックアップもしくは、スケジュールバックアップを実行します。認証の保存先パスワードを変更した場合は、上記操作後に、ダッシュボードの既存のスケジュールを右クリック>編集よりスケジュールを編集し次へ進み、「2保存先の指定」の画面で[フォルダーを選択...]をクリックし、保存先を参照すると、認証ユーザーとパスワードの入力ができますので、変更し保存後、[次へ]で進み、完了します。
対象製品
- ActiveImage Protector 2018 / 2022
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