概要
OS再起動時、aipserviceが自動開始しない場合があります。この時、aipserviceのstatusを確認すると、下記のような状況になっています。
# systemctl status aipservice ● apiservice.service - AIP Service Loaded: loaded (/etc/systemd/aipservice.service; enabled; vendor preset: disabled Active: failed (Result: core-dump) since 木 2021-08-19 10:26:38 JST; 1min 44s ago Process: 3390 ExecStart=/opt/Actiphy/aipservice start (code=dumped, signal=SEGV) Main PID: 3390 (code=dumped, signal=SEGV)…
現象の報告例として、NECのOSインストールスクリプトなどを使った場合や、rc-local.serviceをあえて使用している環境で発生する可能性があります。
*RHEL7.x/CentOS7.x 以降では rc-local.serviceの使用は非推奨となっています。
回避策
この事例では、rc-local.serviceの起動後にaipserviceを起動すると正常にサービスを起動出来たと報告があり全ての環境で当てはまるものではないことをご了承ください。
テキストエディタで、サービスファイル "/etc/systemd/system/aipservice.service" を開き、[Unit]セクションのDescriptionの下の行に After=rc-local.service を追記して保存します。
[Unit] Description=AIP Service After=rc-local.service
OS起動後にaipserviceが起動していない場合で一時的な対応としては、下記コマンドでサービスを開始してください。
# systemctl start aipservice
対象製品
- ActiveImage Protector 2018 Linux Update 8
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