概要
AIP 2016/2018では、スケジュールの停止という機能がありましたが、AIP2022から、仕様が変わりスケジュールの停止の機能が省かれました。
このため、スクリプトからバックアップを実行する場合は、下記手順により実施下さい。
※「ワンタイムバックアップ」では、「保有ポリシーを有効にする」および「Eメール通知を行う」がグレーアウトされ使用できないため 2023/02/07に記事の内容を変更しています。
手順
1) 一度 フル/増分 があるスケジュールを作成します。
2) スケジュールを編集し、スケジュールの設定画面で以下の設定を行います。
- 有効化日時の「期限なし」のチェックを外し、すでに過ぎた時間を設定します。添付の例は、2023/02/07にスケジュールを作成し、有効化日時を2023/02/01 1035 - 2023/02/05 12:02 に変更しています。左(開始日時)は右(終了日時)より早い日付になるように設定下さい。
- ベースと増分は、任意の日付、曜日を1つ以上ハイライトします。コマンド運用とスケジュール運用を兼用する場合は、有効化日時およびスケジュールのベースと増分を適切に設定して作成下さい。
以降は各種設定をし、作成されたスケジュールを使用してコマンドラインで運用ください。期限を過ぎたスケジュールは、ダッシュボードのスケジュールの次回実行時が N/Aと表示されますが、フルまたは増分のコマンドラインによる運用が可能です。
尚、上記を行わず、作成したスケジュールを無効にした場合、
Windows版ではコマンドでフルと増分の運用は可能です。
Linux版では、コマンドでフルは可能ですが増分は-301で失敗します。
2024/7/24追記
以下のバージョンからスケジュールの停止機能が実装されました。
AIP2022 7.0.0.8643 Windows版 のトラッキングドライバーモードで作成したスケジュール
AIP2022 7.0.0.8661 Linux版のスケジュール
スケジュールを作成後、AIPコンソールから対象のスケジュールの 右クリック>停止 でスケジュールは停止します。この場合、上記の手順を行わずにコマンドでのみの運用が可能です。
コマンドラインでのバックアップ実行方法は下記ナレッジを参照してください。
https://jpkb.actiphy.com/?akb&p=2905
対象製品
- ActiveImage Prtoector 2022
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