概要
Fake RAID(またはBIOS RAID)構成においてLinuxベースの起動環境を利用すると、kernelが起動してすぐにFake RAIDをmdraidと誤認識してしまいFake RAIDの構成が[ not clean ]と判定され自動で[ resync ]が実行されます。
その状況でLinuxベースの起動環境をシャットダウンすると、タイミングによっては[ resync ]中で停止することになり、Fake RAIDの状態が不正と判定されリビルドが発生する可能性があります。
そのため、Fake RAID構成はサポートしていません。
なお、[ resync ]は下記のLiveメディアから起動したときにも発生することを確認しています。
・CentOS 8.3 LiveDVD
・Debian 公式リリースのDebian11 LiveDVD
したがって、Linuxベースの起動環境によってのみ引き起こされるものではなく、様々なディストリビューションのLiveDVDで起き得る現象となります。
対象製品
- ActiveImage Protector 2018/2022 Linux
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