概要
イメージのマウント機能を使用して、イメージに割り当てたドライブレターからファイルをコピーすると、ファイルが破損する場合があります。
*ファイルのコピーは正常に完了しますが、ファイルが破損している場合があります。
AIPのマウントドライバーは、少数のファイルをコピーすることを目的として設計されているため、一度の操作で大量のファイルをコピーすると、この現象が発生しやすくなることを確認しています。
また、コピー後のファイルが破損するだけでなく、コピー中にマウントドライバーがハングアップすることで、下記の現象が発生することがあります。
・マウント解除ができなくなる
・エクスプローラーが応答なしになる
・Windowsがシャットダウンできなくなる
・ファイルコピー中の環境でBSODが発生する
回避方法
イメージファイルからファイル単位で復元する場合は、AIP2022にアップグレードしてから「ファイル復元」もしくは「iSCSIターゲットサーバー」の機能を使用してください。AIP2022のこれらの機能はAIPのマウントドライバーを使用しないため、上記の現象が発生しません。
AIPコンソール -- 復元 -- ファイル復元
AIPコンソール -- イメージ管理 -- iSCSIターゲットサーバー
*iSCSIターゲットサーバーはServerのみに実装されている機能です。
対象製品
- ActiveImage Protector 2016 / 2018 / 2022
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