概要
Ubuntu(BIOS) の LVM 環境はイメージ復元後のシステム起動で GRUB エラーが発生し起動に失敗します。
これは、復元時のLVM作成を行う際に、LV UUIDが元のUUIDと変わってしまい、ブート時にgrub.cfgのLV UUIDと不一致となり見つからなくなってしまうことが原因です。
回避策
1) AIPBE(Linuxの起動メディア) からシステムを起動します。
2) LVM の[ / ]を BE のユーティリティ -- ローカルマウントでマウントします。
* Ubuntu LVM の場合 /mnt/vgubuntu-root フォルダにマウントされます。
3) ターミナルで、3 つのディレクトリをマウントします。
# mount --bind /dev /mnt/vgubuntu-root/dev # mount --bind /proc /mnt/vgubuntu-root/proc # mount --bind /sys /mnt/vgubuntu-root/sys
4) ターミナル上の [ / ] を /mnt/vgubuntu-root へ変更します。
# chroot /mnt/vgubuntu-root
5) chroot 配下で下記コマンドを実行します。
# grub-install --root-directory=/ /dev/sda * コマンド実行結果の最後に Installation Finished. No error reported. と表示されていれば復旧完了です。
6) システムを起動します。
対象製品
- ActiveImage Protector 2022 Linux
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