概要
Hyper-Vホストをバックアップする時、オンラインの仮想ゲストの整合性を保つため、VSS設定がコンポーネントモードになっている必要があります。
コンポーネントモードの場合、VSSが動作したタイミングで仮想マシンのステータスが[ バックアップ中... ]となります。
この状態であればバックアップ中に変化したI/Oは、avhdxに保存され、タスクが完了した後に、VHDもしくはVHDXへマージされます。
非コンポーネントモードの場合、上記動作が行われず、仮想マシンの整合性が取れません。
設定は下記より行えます。
スケジュールの編集 -- 保存先の指定 -- 高度な設定 -- VSS 設定 -- 操作モード
尚、古いバージョンでは、操作モード のオプションがありませんが、デフォルトはコンポーネントモードとなっています。
また、[バックアップ中...]のタイミング(AIPの進捗0.1%のVSS処理中)でWindowsゲストには一時的に各ボリュームの一時ディスクを作成します。その時、Windowsのイベントログ(システム)にゲストのディスクの台数分、下記警告が記録されますが、ゲストの動作に影響はないため無視してください。
1)ソース disk イベントID 158
2)ソース partmgr イベントID 58
3)ソース disk イベントID 157
対象製品
- ActiveImage Protector 2018 / 2022
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