概要
vCenterアプライアンスは特殊なディスクレイアウトとなっているため、LinuxBEでのコールドバックアップは可能ですが、ベアメタル復元は出来ません。
バックアップ
LinuxBEを起動してGUI上からバックアップを行ってください。
復元
復元は下記理由により上書きは可能ですが、ベアメタル復旧は不可となります。
ベアメタル不可の理由
vCenterのアプライアンスではrootパーティションが存在するディスクは通常のLVMです。しかし、その他のディスクはPartition Tableが未設定のままディスクに対してLVMが構成されています。
AIPでは、復元時にPartition Tableの情報を元にフォーマットを行います。しかし、この情報が無い場合、フォーマットの処理が出来ず復元の処理自体が出来ません。
よって、ベアメタル復元の場合、レイアウトの作成が出来ずエラーとなります。
回避策
vCenterのアプライアンスが起動不可になった場合、下記手順で復旧可能です。
1) 新規アプライアンスを展開
2) vCenterアプライアンスをLinuxBEで起動して上書き復元
対象製品
- ActiveImage Protecotr 2022 Linux
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