概要
Linux版をインストールしているOSのカーネルを最新にアップデートする場合、カーネル単体のみのアップデートを行うとバックアップ時にOSがハングしたり異常終了を引き起こすことが確認されております。
原因
カーネル単体のみアップデートした際にDKMSの処理が中途半端な状態でスナップショットドライバーが設定されるため。
回避策
カーネル単体でなく全体のパッケージもアップデートするようにしてください。
他のパッケージをアップデートさせたくない場合は、事前に十分なテストを行って問題無いかをご確認ください。
RHEL8/9およびクローンOSでは下記のパッケージを同一のバージョンへアップデートしてください。
- kernel
- kernel-core
- kernel-modules
- kernel-headers
- kernel-devel
RHEL7およびクローンOSでは下記のパッケージを同一のバージョンへアップデートしてください。
*下記をアップデートしてもOSがハングすることが確認されているため必ず事前にテストしてください。
- kernel
- kernel-headers
- kernel-devel
Ubuntu Debianでは下記のパッケージを同一のバージョンへアップデートしてください。
- linux-image
- linux-headers
openSUSE SLESでは下記パッケージを同一のバージョンへアップデートしてください。
- kernel
- kernel-devel
- kernel-macros
- kernel-syms
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