概要
vStandby AIP、HyperStandby、vStandbyで作成したスタンバイ レプリカ / スタンバイ VM に対し操作を行ったときの挙動についてのご案内です。
削除操作
下記操作をする際、スタンバイレプリカ / スタンバイVM を削除するかを求めるメッセージが表示されます。操作内容とハイパーバイザーによって、以下のような処理が行われます。
vStandby -- スケジュールの削除
vStandby AIP/HyperStandby -- プロファイルの削除
対象がESXiゲストの場合
削除する にチェックせず[OK]をクリックした場合、スタンバイレプリカは保持されます。
削除する にチェックを入れ[OK]をクリックした場合、インベントリおよび作成した仮想ファイルのすべてが削除されます。
これは、ESXiゲストをvCenterやESXiのWebブラウザ等から、対象の仮想ゲストを右クリック>削除 と同様の挙動になります。
対象がHyper-Vの場合
削除する にチェックせず[OK]をクリックした場合、スタンバイVMは保持されます。
削除する にチェックを入れ[OK]をクリックした場合、Hyper-Vマネージャから仮想ゲスト名は削除されますが、実体となるvmdk等のファイルは削除されず残りますので手動で削除下さい。
これは、Hyper-Vマネージャから仮想ゲストを右クリック>削除 と同様の挙動になります。
注意
1) スタンバイレプリカ/スタンバイVMを起動している場合は削除処理を実施しても削除されません。
2) vStandby AIP/HyperStandbyでは、対象がHyper-Vにおいて削除処理をしたときにスタンバイVMを削除するメッセージが表示されません。vStandby AIPは開発が終了しており修正はございませんが、HyperStandbyでは、削除のメッセージを表示し、vStandbyと同等の処理を行うよう修正を予定しています。
* vStandby AIPは ActiveImage Protector 2018 までの対応です。
* ActiveImage protector 2022から、HyperStandbyが後継となる機能として実装されました。
対象製品
- vStandby AIP
- ActiveImage Protector 2022
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