概要
ActiveImage Protectorの復元>ファイル復元の操作でファイル復元中、強制終了や異常終了などでアンマウントを正常に行わなかった場合、ディスクの管理でvhdマウントの情報が残存してしまいます。
この状況になると、マウント中の対象となるフルと増分ファイルは ActiphyExecuteCMDX64.exe という、ファイル復元のプロセスによって掴まれており削除できません。そのためその後のスケジュール運用で自動削除されない等の状況が発生するため、以下の手順で解除を試みてください。
状況
例として1台のディスクイメージをファイル復元操作を行います。
復元ポイントを選択し次に進むと、復元ポイントをマウントが行われますが、ディスクの管理では、ディスク1のようになります。
その後、ファイル復元の操作を行いますが、何らかの理由で強制終了を行ったり異常終了が発生した場合、上記がマウント解除されず残存してしまう場合があります。
その後、ActiveImage Protectorコンソールを開き直す等行っても解消されない場合は、以下の手順を実施下さい。
手順
1) Windowsのタスクマネージャを開いて、詳細タブより ActiphyExecuteCMDX64.exe を右クリックし、
[タスクの終了] > [プロセスの終了] と操作して強制終了を行います。
*この時点でディスクの管理からvhdマウントはアンマウントされますが、
マウントした時のAIPのイメージファイルはaipserviceに掴まれたままになっています。
2) Windowsサービスより、ActiveImage Protector Serviceサービスを右クリック>停止 で停止します。
*停止には少々時間を要します。
*この時点で、マウントした時のAIPのイメージファイルは削除等、通常の操作が可能です。
3) Windowsエクスプローラより、下記のフォルダーをフォルダーごと削除します。
C:\Windows\tmp\CBFSFlt_VHDX
C:\Windows\tmp\miniboottemp
4) Windowsサービスより、ActiveImage Protector Serviceサービスを右クリック>開始 で開始します。
対象製品
- ActiveImage Protector 2022
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