概要
ActiveImage Protectorで、[環境設定] > [ハイパーバイザー]からハイパーバイザーを登録後、対象のハイパーバイザーのホスト名やIPアドレスが変更した場合の影響についてのご説明です。
影響を受ける機能
1)HyperBack(エージェントレス)タスク
2)仮想ゲストのアクティベーション
影響を受ける条件と結果
1)について
ハイパーバイザーのホスト名の変更
ActiveImage コンソールの [環境設定]>[ハイパーバイザー]から、ホスト名でハイパーバイザーを登録しエージェントレスのタスクを作成。その後、ハイパーバイザー登録時のホスト名(ドメイン参加前、参加後含む)が変更されるとハイパーバイザーを追従できなくなります。
ハイパーバイザーのIPアドレスの変更
ActiveImage コンソールの [環境設定]>[ハイパーバイザー]から、IPアドレスでハイパーバイザーを登録しエージェントレスのタスクを作成。その後、ハイパーバイザー登録時のIPアドレスを別のIPアドレス(同一セグメント含む)に変更するなどし、登録前のIPが失われるとハイパーバイザーを追従できなくなります。
2)については、1)の条件後、仮想ゲストのアクティベーションが行えなくなります。最後に認証が行えなくなってから30日の猶予があります。
ライセンス状態の確認
https://actiphyhelp.zendesk.com/hc/ja/articles/31113493970585
一度登録したホスト名やIPは、登録後に編集ができない仕様に基づく結果となります。(ユーザー名やパスワードは接続失敗時の画面で変更可能です)
影響を受ける条件を満たした場合、[環境設定]>[ハイパーバイザー]から、古い情報を持つハイパーバイザーの登録を削除し、新しい情報でハイパーバイザーを登録します。既存のHyperBackスケジュールは動作しなくなるのですべて削除し、作成し直して下さい。
HyperBackでスケジュール作成時の注意
記事の現象発生後、ハイパーバイザーの再登録後のHyperBackタスク作成時、ライセンスオーバーと見做される場合があります。
その場合は、古いハイパーバイザーをチェックしアクティベーション解除を実施下さい。問題の無い登録情報を削除しないようご注意ください。
また、ハイパーバイザーの登録はホストまたはIPアドレスの両方登録しないようにしてください。
影響を受ける条件を満たすと、回避策の手順で両方の登録情報の削除が必要となります。
推奨としては下記になります。
- IPが固定の場合はIPアドレスでハイパーバイザーを登録
- DHCP等でIPが変更される可能性がある場合はホスト名でハイパーバイザーを登録
尚、Hyper-Vの物理にHyperAgentキーを入れ、そのホスト上のゲストでのスタンドアロン運用の場合、登録時のリストボックスに「このコンピューター」とが選択できますのでこちらをご利用ください。
対象製品
- ActiveImage Protector 2022
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