概要
BIOS環境をHyperRecoveryでHyper-Vに新規マシンとして行うとOSが起動しない現象が発生します。
現象発生条件
・ActiveImage Protecotor 2022 7.5.0.9448 + アップデートパッチ 25.3.24.1(エージェントバージョン 7.5.1.9530) 適用
・BIOS起動の環境(Linux/Windows問わず)のバックアップイメージを使用
・HyperRecoveryで、ハイパーバイザーとしてHyper-Vを選択し、新規仮想マシンとして復元を実施
結果、復元処理は正常完了しますが、仮想ゲストは下記画面で停止しOSが起動できません。
原因
OSの含まれるvhd/vhdxをSCSIコントローラでvhd/vhdxをアタッチしたためです。既知の問題と認識しています。
回避策
以下の手順を実施下さい。
1) Hyper-Vマネージャを開いて、対象ゲストをシャットダウンします。
2) 対象ゲストの 右クリック>設定 で設定画面を開きます。
3) SCSIコントローラーに接続されたハードドライブを選択し、削除をクリックします。
4) SCSIコントローラーのvhdxに取り消し線が入り、設定が削除されます。実体のvhd/vhdxファイルは削除されません。仮想ハードディスクのパスを記録します。
5) IDEコントローラー 0 をクリック、ハードドライブがハイライトされた状態で追加をクリックします。
6) 下記画面のようになります。参照をクリックします。
5) エクスプローラが開くので、手順 4)のOSの含まれるvhd/vhdxのファイルを参照します。
6) [OK] をクリックします。
7) 対象のゲストOSが起動できるようになります。
対象製品
- ActiveImage Protector 2022 バージョン 7.5.1.9530
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